2007年5月10日木曜日

地方のジレンマ

農業とは直接関係ありませんが、田舎に帰っていてちょっと気が付いたこと、、、。

 よりよい生活を求めて、子供の教育に力を入れる
 結果として、子供は都市圏の一流大学を目指し、うまくゆけばそこを卒業
 卒業して、就職をするとき、それに見合った収入を求めれば、やはり都会で就職するしかない。

 結果として、子供に良い生活を願った親は、田舎で寂しい暮らしをする。

という悪循環をしてしまっているのではないだろうか? と、ふと思うことがあります。

ということは、地方自治で最も重要なことは、「良い就業環境と、良い教育環境を両立して持つ」事しかないのです。  
これだけ、通信インフラが発達していると、東京に本社機能がある意味が薄れてきているはずなのに、どうしてこうも東京に本社機能が集中するのだろうか?  東京で勤めていても、往復に2時間、会社での仕事は殆どがネット上や電話で出来る仕事で、営業の仕事となれば、東京勤めといいながら、殆どが外回りで(極端な例では殆どが地方回り)で、東京に居ることにはあまり意味が無い、ケースが多いように経験上思います。
いっそ、本社スタッフ機能を地方に移転させるドライブをかけたら、どうなるのだろう? たとえば、法人税率の決定裁量を地方が持ったら? きっと、少子化対策にもなるのではないだろうか?

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