2009年1月16日金曜日

雇用対策としての農業分野のリクルート

最近の非正規社員の雇用問題で、介護、福祉や農業の分野での労働力吸収が盛んに取り上げられていますが、ちょっと何か違うような気が、、、、。
そもそも、これらの分野で人が集まらないのは、待遇が労働に見合っていない、という事なのですよね。 そのような条件を何もいじらずに、非正規社員の職から追い出された人達の吸収場所として利用すれば、結局、工業関連の業績が悪くて人が溢れている時は、良いとしても、景気が戻れば、あっという間に元に戻ってしまうのではないでしょうか? 
いや、現在この分野で生活している人達の収入レベルを押し下げる事にもなってしまい、中長期的にこれら職業の魅力を損なうことに繋がりかねません。

そして、介護、福祉、農業はわりに合わない仕事だ、という事だけが残って,,,。

雇われる側も、雇う側も中長期的な事も考えながら、今の問題を解決する事を考えないと、「こっちで余って、あっちで足りないから」といった目の子勘定の世界で解決を図れば、取り返しがつかないことになってしまうのではないかと、危惧します。

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