2010年2月10日水曜日

立法府と法律の順守

小沢問題で気になるのは「法律に基づいて」「何ら法に触れる」といった「法律の範囲であれば何をやってもよい」的な意識です。 良く考えてみると(考えてみなくても)、国会が法律を作る「立法府」なのですから、自分達で作った法律を守れないのは論外ですが、法律を作る過程で抜け道も考えることが出来る立場にいる人達が、「法律を守っていさえすれば何をしてもよい」と言う発言をすることには違和感があります。

少なくとも、政治活動の為に与えられた国民の税金で土地を買ったり、政党を壊して残った政党助成金(これも税金)を自分で持って次の政治団体に入れたり、どう考えても「汚い」と言われるようなことはやるべきではないし、「法に触れない」と涼しい顔をされるのには腹が立ちます!!

immoralを映像表現すると、小沢一郎の顔になる?と言われてもしょうがないかも、、、。

2010年2月7日日曜日

農協の役割

朝の「サンデープロジェクト」で農協の問題について報道されていましたが、「営農対策」とか「営農指導」を全農が統一的にやることには自己矛盾があることに気がついているのでしょうか、、、。 過去にも、農協の統合で「タチバナみかん」が消滅してしまったり、「糸島農協のヒミコ」が「福岡のヒミコ」になってしまったり、農協の社会主義的な平等精神が、農家収入に大きな圧力となっていることにも気がつくべきです。
全農という組織で、農家の活性化に貢献できるとしたら、生産物の価格情報や、微気象情報、病害虫の発生情報等を、確実にリアルタイムで農業者に伝えて、農業生産と販売に役立ててもらうようにすることぐらいでしょうか、、、。 昔の様に「パールライス」「日本晴れ」で全国全部統一された米を食べて喜ぶ時代ではありませんから、農業所得を少しでも増やそうとすれば、他の地域との差別化(ブランドの確立)と、その為の生産管理指導で、その為にはかなり限られた面積の地域単位が必要だと思います。 多分古典的なこの様な成功例は、「三ヶ日農協」vs「静柑連」ではないでしょうか、、、。
流通(農協組織も含め)が勝手に利益を独占するような仕組みから、農業者が早く抜け出て、努力が酬われる農業が早期に実現されることを望みます。

会社のアジアの会議に出席して

やはり日本の経済の惨めさが身に染みて感じられました。 中国、インド、ベトナムなどどんどん発展している国々の中で、ほとんど注目に値しない漸減の日本を代表して出る会議は、本当に惨めな物です。 副総理もG7に出席してさぞ惨めな思いをしたものと想像します。 
ビジョンを示す必要を感じておられるとは思いますが、政権中枢の人は、国民がこんな惨めな思いをしないためには何をしなければいけないのか、真剣に考えて頂きたい。
10年前の円高の頃、「ジャパンアズナンバーワン」等、日本経済がまだチヤホヤされていた頃に海外の会議に出席していた頃との対比で感じてしまうので余計惨めな思いがします。

このままでは、本当に誰からも相手にされない国になってしまいます、、、、。

民主に参院過半数を取らせない運動!!

というのが何故起こらないのだろう?
このまま行けば、表に出てこない人が勝手に政治を左右することが出来る政権が出来上がってしまいます。 その中には、武力行使をする派遣を「国連」の名前の元に正当化するような、もっと議論を積むべき事項も含まれていると思います。 いずれにせよ、衆議院も参議院も過半数を単独政党が確保して、その政党が一握りの人間の挙動にビクビクしているとしたら、民主主義とは到底言えない政治体制となってしまいます。

そんな前時代的な政治は絶対に許せないし、その為の行動をおこすべき時ではないだろうか?