2009年7月30日木曜日

我が国農業の長期ビジョンを示して!

やっと衆議院選挙で、各党マニフェストを出しつつありますが、インクリメンタルな「改善」や与党の批判をベースにしたマニフェスト(同じく、インクリメンタルな改善)では寂しいです。 この10年以上、これではうまく行かなかったのですから、与党であろうと野党であろうと、二大大国と核の傘の50年代から、Brics等多極化の時代では、自ずから国内政策を含めて全てが違うはずなのですから、、、
民主党のマニフェストは、野党としての今までの立場は「抑止力としての反対をするための政党」の役割を果たしてきました。 与党になったときには、米国との関係なども、もっと現実的な大人の対応に変更します、と言わんばかりのものですね。 同じことは、官僚に対する対応でも起こるのでしょうね。 だったら、何所が自民党と違うの?

そんな中で、もっと長期的に農業をどうしてゆくのか説得力のある話が聞きたいですね。 税金をばら撒いて支持を集めるのは犯罪だし、税金を自分の地位の保全に使う官僚を悪く言うような立場ではないと思うのですが、、、。
はっきり言って、農村があまりにも助成金で去勢されて来ていて、主体的な行動が起こらないのは本当に残念です。 そんななか、もうそろそろ、長期的に日本の農業について明確な方向性を示す、人なり政党が出て来ることを期待しているのですが、、。
 
個人的には、ほかの収入を補てんして成り立っている有機農業や、小規模農業について、もっと、価格を適切に調整するべきだと思います。 
経産省主体で農業のIT化がおこなわれるみたいですが、少なくとも流通価格の透明性を確保するようなITシステムをまづ作って、手間をかけた農作物はそれなりの価格で販売され、農家収入に適切に反映されるような基盤を作るべきではないでしょうか? 
大規模も小規模も、その後の議論では?  あまりにもインフラが遅れているように思います。

政治も、タレント、有名人を集めた票稼ぎの付け焼刃で、ポリシーもなく戦術のみでは、いい加減にしてくれ状態になってしまいます。

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