2009年2月8日日曜日

最近の政治に失望

テレ朝の討論番組を見ていても、政治屋さんに全く危機感が無く、これを機にひっくり返してやろうという政争の具に現在の状況を利用しようという意識ばかりが見えてくるのは、私がひねくれているからでしょうか?
「賛成のサインをしろと言われたから、サインしたけど私は本当は反対だった」という、「おめえ、玉ついてんのかよ」と言いたくなるような総理大臣はもう批判の対象にもならない過去の人と見做して良いと思いますが、民主党も、党の代表、幹事長、国対委員長は替えた方が宜しんではないだろうか? 最近は、私はこの人達を見ていると「非国民」と言いたくなってしまいます。 民主党の若い人達の委員会質疑を聞いていても、本当に理路整然としていて素晴らしいのに、何故この党は、政争にまみれた(政権奪取しか考えていないイメージの)この人達を党の看板に立てるのでしょうか? 折角のイメージが台無しになってしまうのに、、、。

軍部が政治を踏みにじって、戦争に突入していった昭和初期にもこんな政治の情けなさがあったんでしょうね、、、。 きっと、今、軍隊があったら同じような事が起こったのではないだろうか?

2009年2月7日土曜日

国の事業

橋下知事の問題発言が報道されていますが、同様な問題は多かれ少なかれ全国の市町村にあるのではないでしょうか?
先日、私の田舎の市長さんと話をした時の話;
 某土地改良事業変更計画
  負担区分 国:2000/3000 県:714/3000 市町村:286/3000
当初計画:平成11年ー平成20年
  変更後:平成11年ー平成30年
  当初事業費: 48900百万円
  変更後事業費:113300百万円

 ある日突然(其処に住んでいないからかもしれませんが)、「この度農業情勢の変化等により、施設計画や工事における施行方法の見直しが生じたため、事業計画の変更を行い関係する皆様方からの同意が必要となりました」という手紙と説明書で、上のような変更についての同意署名を求めできました。 常識的に、期間が倍になって、経費も2倍以上になったら、計画の変更というのはおかしい、と思うのですが、この様な話がまかり通ってしまうのでしょうかね?
 個人はともかくとして、市町村とか県とか、予算をベースに年間の運営がなされているところで、この様な変更と法律を盾に増額を要求されると、当初計画していた物が遂行できない事態が発生してしまい、直近の市民サービスに影響が出てしまいます。 これっておかしいですよね?

 国の事業は、ほとんどが受益者負担の名の元に、何らかの地元負担が求められてるはずですが、一定のレベルを越えた変更は、新規の事業とし、新たに計画からやり直すような方法を考えた方が良いのではないだろうか?と思うのですが,,,。 多くの国の事業に尻尾を振って参加した地方公共団体は、これだけで破産してしまいます。 
 予算規模の大きさで自分の勢力の大きさを測る霞が関の雰囲気は、必然的に不必要な事業の計画と実行は、事業予算に対する甘い考え方を増長させているのではないだろうか?と思うのですが、、、。

 先ほど石破農水大臣がテレビに出ていましたが、「減反政策の見直し」ってそんなに問題なのだろうか? 「自民は水田ではなく、票田を耕してきた」は名言だと思いますが、出稼ぎでもしなければ維持できない農業を、いつまで守ってゆくのだろうか? 江戸時代の百姓は生かさず殺さず、を地で行くような農業政策が、自分の票田だといつまで自民党農林族は考えているのでしょうか? 年収1000万円の農業従事者を作れるようにならなければ、農業はなくなってしまいます!!