2007年8月28日火曜日

新しい農水大臣

昨日の就任会見の内容では、どのようにしてゆくのかよく分りませんでしたが、総務大臣を含め多くの大臣が、「ばらまき政策には戻れない」と言っていましたので、少しは期待できるかもしれません。
少々残酷な言い方かもしれませんが、自立できない農家を救うために、自立できる農家を犠牲にしてきた(結果として、自立できない兼業農家を大多数にし、若い人の就業意欲まで殺いできたのが、今までの農政だと思っており、農水の官僚のみならず、これに関わってきた短期的な視点しか持っていなかった政治家、圧力団体の責任は大きいと思います)今までの農政と決別して、自立できる農家の育成のために積極的な政策を展開していただけることを期待します。
特に、自給率(昨日は食糧依存率と言っていましたが)がここまで落ちてしまい、それでも「大丈夫」だと思っている一般国民に、危機的な状況と、その打破のための大きなビジョン(エネルギー産業としての農業も含めて)を示していただけることを期待したい。 

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