2007年8月28日火曜日

新しい農水大臣

昨日の就任会見の内容では、どのようにしてゆくのかよく分りませんでしたが、総務大臣を含め多くの大臣が、「ばらまき政策には戻れない」と言っていましたので、少しは期待できるかもしれません。
少々残酷な言い方かもしれませんが、自立できない農家を救うために、自立できる農家を犠牲にしてきた(結果として、自立できない兼業農家を大多数にし、若い人の就業意欲まで殺いできたのが、今までの農政だと思っており、農水の官僚のみならず、これに関わってきた短期的な視点しか持っていなかった政治家、圧力団体の責任は大きいと思います)今までの農政と決別して、自立できる農家の育成のために積極的な政策を展開していただけることを期待します。
特に、自給率(昨日は食糧依存率と言っていましたが)がここまで落ちてしまい、それでも「大丈夫」だと思っている一般国民に、危機的な状況と、その打破のための大きなビジョン(エネルギー産業としての農業も含めて)を示していただけることを期待したい。 

2007年8月13日月曜日

安倍首相を信頼できない理由

参議院選挙は予想通りの自民大敗でしたが、その後の行動を見ても、「何故?」が分かっておられない様なので、、、。
 1)具体的な政策と、それを行わなければならない理由の説明が無い
   憲法改正は何故しなければならないのか? (米軍が作ったから? その時日本人が作ったら? 改正したとしたら、どうなるの? 改正してどうしたいの? 等の説明)
 2)言葉だけで、なにかよく分からない
   美しい日本になったら、我々の生活はどうなるの?
 3)都心への集中と格差の拡大に対しての具体策が無い
 4)農業について無関心(個人的に最も軽蔑いている点)
   元々黒い噂の絶えない政治家を大臣にして、その後も、申し訳ないが子供のような議員さんを大臣にして、一体日本の農業をどうしたいのか? 具体的なビジョンも何も見えてこない。 ポストが有るから、誰か置いとかなければならない程度の農水省なのか?と思ってしまう。

「認識している問題は、XXXなので10年でこれをこの様な姿にして行くために、XXを実行して行きます。」といった類の話が納得の出来る形で提示していただければ、少しは違うかもしれません。